技術とイノベーションの双方向パートナーシップ

信頼、開放性、成功の共有 – これが SIG Combibloc と WITTENSTEIN の長きにわたる協力関係の核心です。この二つの企業が20年前に始めた取り組みは、今日では技術革新の緊密なパートナーシップとなっています。

SIG Combibloc:充填および包装システムのトップサプライヤー


SIG Combibloc は、飲料、食品向け無菌カートン包装機および充填機を製造する、世界トップレベルのメーカーの一つです。このメーカーは、印刷済みの包装材料を始め、飲料や液状食品を無菌パックに充填する機械等の完全なシステムを供給しています。年間売上高が 17 億 2,000 万ユーロに達する SIG Combibloc 社は、この業界のキープレーヤーの一社です。


イノベーションを共に推進する

イノベーションを共に推進する

SIG Combibloc 社の成功を支えているのは、極めて独特な理念です。

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SIG COMBIBLOC 社は、あらゆる面でヴィッテンシュタインに信頼を寄せている

ヴィッテンシュタインのサーボシステムは、「実現技術」として、当社の機械が最高水準の性能を発揮するうえで一翼を担っています。

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コンポーネントサプライヤーからエキスパートパートナーへ

コンポーネントサプライヤーからエキスパートパートナーへ

SIG Combibloc 社では、ヴィッテンシュタインのサーボ技術を、自社の機械が最高水準の性能を発揮する上で一翼を担う、「実現技術」と考えています。

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真のパートナーシップ

SIG Combibloc は自社の顧客に対して、最高レベルの技術を提供するサプライヤー以上の存在になることを目標としています。

WITTENSTEIN との協力関係は、自社のパートナーとの取引において、この理念をまさに実践しているという証拠でもあります。

飲料用カートンが製造・充填される過程

SIG Combibloc が提供する機械の基本設計は、常に 4 つのモジュールで構成されます。いわゆるスリーブをマンドレルホイールセクションで折り返し、マンドレル上に押し出して加熱します。同じ工程で、包装材の根元を折り返し、ボトムプレスによって密閉します。下流のチェーンセクションでは、まだ上部が開いている包装材に圧縮空気を吹き入れて粉塵を取り除きます。カートン材料をミシン目に沿って切り離し、密閉のために折り返します。無菌ゾーンでは、包装材を過酸化水素で殺菌し、乾燥させてから、商品を充填して超音波で密閉します。

次に、充填と密閉が完了した一次包装材を搬送モジュールでコンベアに移し、取り出します。折り畳みから充填と密閉までの工程が、驚異的な速さで行われます。6 レーンの Combibloc CFA 124 は、1 時間あたり 24,000 パックを製造できます。これは、1 つのレーンの年間マシンサイクル数にして 1,600 万サイクルに相当します。この機械は、この性能を最低 10 年間は維持できなければなりません。すなわち、合計では何と 1 億 6,000 万サイクルになります。今日、このような効率性と可用性が現実的なものとなったことには、二つの根本的な理由があります。一つはサーボ技術が普及したことであり、もう 一つは、常に高い信頼性を維持する強力な減速機とアクチュエータが登場したことです。